土地の価格が下がっているのに、固定資産税の税額が高くなったのはどうして?

更新日:2021年11月30日

固定資産税についてよくある質問

Q 土地の価格が下がっているのに、固定資産税の税額が高くなったのはどうして?

A 回答

負担調整措置によって課税標準額を調整しているからです。

地域や土地によって評価額に対する税負担に格差がある(例えば、同じ評価額の土地であっても実際の税額が異なる)のは、税負担の公平の観点から問題があります。そのため、平成9年度以降、負担水準(評価額に対する前年度課税標準額の割合)の均衡化を重視することを基本的な考え方とした調整措置が講じられています。

具体的には、負担水準が高い土地は税負担を引き下げたり、据え置いたりする一方、負担水準が低い土地はなだらかに税負担を引き上げていくしくみになっています。

したがって、地価の動向に関わりなくすべての土地の税額が上がっているわけではなく、地価が上昇している場合を除けば、税額が上がっているのは負担水準が低い土地に限られています。

このように、現在は税負担の公平を図るために、そのばらつきを是正している過程にあることから、税負担の動きと地価動向とが一致しないケース、つまり地価が下落していても税額が上がるという場合も生じているわけです。

評価額と課税標準額のグラフ

評価額と課税標準額(イメージ)

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