大阪・関西万博視察（オーストリア・ナショナルデー参加）

5月23日（金曜日）、大阪・関西万博で開催された「オーストリア・ナショナルデー」に、那須塩原市長が招待され、出席しました。これは、オーストリア・リンツ市との姉妹都市関係、東京オリパラにおけるホストタウンとしての交流、そして今回の大阪・関西万博でのリンツ市合唱団と那須塩原市合唱団の共演などの縁により、ご招待いただいたものです。

当日は晴天に恵まれ、多数の関係者が集う中、「オーストリア・ナショナルデー」イベントが盛大に開催されました。大阪・関西万博会場内の専用ホールである「EXPOナショナルデーホール」を会場に、オーストリア連邦大統領アレクサンダー・ファン・デア・ベレン閣下ご夫妻をはじめとするオーストリア要人、そして日本国からは秋篠宮妃殿下紀子様、2025年日本国際博覧会政府代表の羽田浩二大使らがご出席されました。

大統領と羽田大使のご挨拶の後には、午前と午後に分かれ、ウィーン少年合唱団によるコンサートが開催され、「天使の歌声」と称される素晴らしい歌声に、来場者は聴き入っていました。

同イベントでは、オーストリアが誇る偉大な作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが実際に使用したとされる「モーツァルトのオリジナル・コスタ・ヴァイオリン」による演奏も披露されました。モーツァルト財団が所蔵する貴重な楽器の音色に、会場は一層の感動に包まれました。

ウィーン少年合唱団のコンサート後には、「未来への声 ― ザルツブルクと世界から」と題した合唱コンサートも披露され、まさに「音楽の国」オーストリアを象徴するイベントとなりました。

開幕から約1ヶ月が経ち、日本中、そして世界中の万博に対する関心が高まっています。

大阪・関西万博は10月13日まで開催されます。

那須塩原市は、姉妹都市であるオーストリア・リンツ市と「姉妹都市学生合唱団」を結成し、7月27日と7月28日の2日間、大阪・関西万博に出展します。

この機会にぜひ、皆様も万博に足を運んでみてはいかがでしょうか。