地域共生社会の実現に向けて

更新日:2021年11月30日

となり近所には誰がいて、どこに勤めていて、どこの学校に行っていて…。

昭和の頃までは、自然と顔の見える関係があり、地域や家族同士で助け合って暮らしていました。

今は隣近所の関係性も薄れ、さらに少子高齢化により、地域や家庭の支え合う力が弱まっていると言われています。

しかし、人は決して一人では生きられず、互いに助け合いながら人生を歩んでいきます。

その道中では、病気を患ってしまったり、失業して生活に困ったり、また、被災してしまうこともあるかもしれません。

そのような困難に直面しても、地域で孤立せずにその人らしく生活できる「地域共生社会」の実現を目指していきます。

地域の取組事例

「地域共生社会」とは、地域の人や団体・企業が世代や分野を越えてつながることで、一人一人の暮らしと生きがいが尊重され、そして地域をみんなで一緒につくる社会のこと。

そのような社会を目指すため、市内でもいろいろな取り組みが始まっています。

「地域の絆を強くしたい」「お互いの理解を深めたい」。

そんな地域共生の取り組みを紹介します。

→地域における見守り活動について紹介しています。

→「人と人とのつながりを作る~ひとりぼっちを作らない」を目指すべき地域像とした東那須野地区の取組みです。

地域共生社会シンポジウムが開催されました

令和2年2月8日三島ホールにて、那須塩原市地域共生社会シンポジウム 誰もが地域で安心して暮らせる社会へ~新しい地域のつながり方~ が開催されました。
昭和、平成そして令和と時代の変遷とともに、少子高齢化や核家族化の進行、共働き世帯の増加、地域住民の関係の希薄化などを背景に、悩みを誰にも相談できず社会的に孤立する方が増加する問題が懸念される中、地域の住民一人ひとりが、生きがいを持った暮らしを営むためには、地域の人々がお互い様の精神を持って助け合う「地域共生社会」の実現が求められています。
このシンポジウムは、この「地域共生社会」の意義を市民の皆さんに理解していただき、今後那須塩原市全体に浸透していくことを目指して開催されました。
栃木市岩舟地区による住民主体となった地域づくりの活動事例の発表や、それぞれ違った立場で地域において活躍されている、渡辺市長など6名のパネリストによるディスカッションが行われました。登壇された皆さんからは、これまでの活動で得た喜びや苦労などの貴重な体験談、また、今後地域共生社会実現に向けてチャレンジしたいことなど、活発な意見交換や会場との質問応答がなされ、会場に参加した300人を超える市民の皆さんにも御満足いただける内容となりました。
本市では、「自助」「共助」「公助」の力が相互に連携し「誰一人取り残さない」という考えのもと、誰もが安心して暮らせる那須塩原市を目指し、各種取組を進めてまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 社会福祉課 福祉政策係

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-74-2607
ファックス番号:0287-63-8911

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