とようら学級・おやじ教室合同移動教室
防災体験と戦国の城跡も巡る移動教室
7月18日(金曜日)、第2回のとようら学級とおやじ教室は、2学級合同による移動教室として実施されました。
今回は、宇都宮市にある「栃木県防災館」と「飛山城史跡公園」を訪れ、防災と歴史の両面から学びを深めました。
「栃木県防災館」は、地震・火災・大雨・暴風などの自然災害を疑似体験できる栃木県の施設で、防災に関する映像や展示を通して、災害時の対応や日頃の備えについて理解を深めることができます。
参加者の皆さんは、施設職員の方の丁寧な説明を受けたうえで、風速30メートルの強風や震度6の地震を模擬体験し、煙の中を進んで非常口を探す「煙避難体験」などにも挑戦しました。
体験中は「これから揺れます」「これから強風が吹きます」と事前に知らされていても、そのすさまじさには驚かされました。実際の災害は、夜間で視界が悪く、大雨や暴風に見舞われる中で避難しなければならない場合もあります。そうした過酷な状況下で、いかに冷静に行動し、正しい判断ができるかが、自分自身や周囲の命を守るために極めて重要であることを、体験を通じて実感することができました。

午後は「飛山城史跡公園」を訪れ、歴史のロマンに触れる時間を過ごしました。
飛山城史跡公園は、国指定史跡である飛山城跡を整備した公園です。飛山城は、鎌倉時代後期に宇都宮氏の重臣・芳賀高俊によって築かれたと伝えられており、現存する建物はありませんが、発掘調査をもとに土塁や建物跡が復元されています。
園内の「とびやま歴史体験館」では、古代ののろし台の存在や、後年の戦国時代における権力争いの中での役割、そして豊臣秀吉の命により破却された経緯などが紹介されており、参加者は熱心に説明に耳を傾けていました。
参加者からは、「初めて訪れたが、想像以上に見ごたえがあった」といった声が聞かれ、ご満足いただけたようです。
この記事に関するお問い合わせ先
教育部 生涯学習課 とようら公民館
〒325-0022
栃木県那須塩原市東豊浦23番地110
電話番号:0287-60-3122
ファックス番号:0287-62-5169
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更新日:2025年07月29日