寺子のエドヒガン

寺子のエドヒガン
エドヒガンは別名アズマヒガンとも言われ、北海道を除く日本各地に自生する落葉高木である。樹皮は暗灰褐色で、浅く縦裂する。葉は長楕円形や狭い逆さ卵形で軟毛がある。
この寺子のエドヒガンは、「寺子のサクラ」として多くの人に親しまれている。誰が植えたかは不明だが、地元の人の話では墓地に眠る人の冥福を祈るとともに、墓地の目印として植えられたのではないかと言われている。毎年4月上旬から中旬にかけて見事な花を咲かせる。平成元年(1989)には「とちぎの名木百選」にも選ばれている。なお、平成8年(1996)と平成14年(2002)樹勢回復の手当をしている。
平成19年(2007)に寺子の桜保存会を設立して、保護に当たっている。これまで、平成23年(2011)と平成29年(2017)、樹木医による枯枝、腐朽部除去等の大規模な樹勢回復処置を行なっている。
名称
寺子のエドヒガン(てらごのえどひがん)
指定年月日
昭和58年(1983)11月15日
指定別
市指定
区分
記念物
種別
天然記念物
所在地
那須塩原市寺子1060
所有者
さくら保存会
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更新日:2021年11月30日