上厚崎の板碑

更新日:2021年11月30日

梵字が書かれた板碑が立っている写真

上厚崎の板碑

鎌倉時代末期建立の緑泥片岩(りょくでいへんがん)(青石)の板碑である。上部二条の横線の山形は加工されずにほぼ三角形を成している。中央上部に阿弥陀如来(キリーク)の種子(しゅじ)(仏を表す梵字)と蓮台、その下に「正慶二年三月□日」と紀年銘が刻んである。「正慶(しょうきょう)」は北朝年号で、正慶2年は西暦1333年となる。
なお市内では、同様の、青石板碑の種子部分の破片が木曽畑中の墓地からも出土しており、集落内の朝日堂に保存されている。

名称

上厚崎の板碑(かみあつさきのいたび)

指定年月日

昭和48年(1973)12月1日

員数

1基

指定別

市指定

区分

有形文化財

種別

歴史資料

所有者

個人所有

見学にあたって

黒磯文化会館南の田の中、墓地内にあります。

地図リンク

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

お問い合わせはこちら

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?



このページの情報は見つけやすかったですか?