嶽山箒根神社梵天上げ
嶽山箒根神社梵天上げ
梵天上げの行なわれる嶽山箒根神社は、宇都野の鎮守で通称「お嶽山」とも言われ、那須・塩谷地方はもとより福島・茨城県の一部の人々からも信仰されている。梵天上げの行事がいつごろから行なわれるようになったかは定かではないが、戦前の最盛期には、地区内はもとより近隣の地区からも多数の梵天が奉納されていた。
この地の梵天は、根付きの孟宗竹(もうそうちく)を主体とし、先には竹かごをつけ、これに神主に切ってもらった垂(シデ)を結び、竹の下半分に荒縄を巻きつけ、さらに左右に荒縄を結んで作られる。梵天上げは、福俵の先導により行なわれる。下の宮および近くの参道・奥の宮の太鼓橋で激しくもんで奉納される。
例祭は、以前は旧暦10月19日であったが、現在は11月23日で、地元宇都野・金沢や諸団体などから多数の梵天が奉納されている。
名称
嶽山箒根神社梵天上げ(たけさんほうきねじんじゃぼんてんあげ)
指定年月日
昭和52年(1977)11月26日
指定別
市指定
区分
民俗文化財
種別
無形民俗文化財
所在地
那須塩原市宇都野841
所有者
宇都野梵天保存会
見学にあたって
毎年11月23日に嶽山箒根神社(奥の院・高清水)に奉納されます。
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更新日:2021年11月30日