上塩原源太踊り

大正8年(1919)、八木節で有名な足利市の堀込源太節の流れである源太踊りを、中川善一郎氏が上塩原に伝承した。醤油樽・酒樽・材木等を叩(たた)き、昔からこの地方に伝承されてきた盆踊りの太鼓の音頭にあわせて堀込源太節を歌う塩原独特の源太踊りに発展してきた。
昭和時代の町村合併時には地域の融和のため各地域を回り、盛大に公演を行なった記録がある。その後、一時休止した時期があったが、上塩原小学校の児童により「子ども源太踊り」を発足させ、復活した。車引きの衣装で法被(はっぴ)姿のタスキ掛け、花笠を手に持ち、車が回る想定を表わしている。
まず快調な口説きから廻輪になり、軽快に笠を廻し、踊りながら正面に列を作り、塩原七不思議の歌詞に合わせ、源太節を唄い、踊りを演じる。
名称
上塩原源太踊り(かみしおばらげんたおどり)
指定年月日
平成9年(1997)3月31日
指定別
市指定
区分
民俗文化財
種別
無形民俗文化財
所在地
上塩原地区
所有者
上塩原源太踊り保存会
見学にあたって
9月の上塩原箒根神社例祭や塩原でのイベントの際に踊られています。
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更新日:2021年11月30日