三島通庸の肖像画(長原孝太郎作)
三島通庸(旧薩摩(きゅうさつま)藩士、明治時代の栃木県令(けんれい)・警視総監・子爵(ししゃく))は、三島農場の前身である肇耕社(ちょうこうしゃ)開設の中心的人物である。明治17年(1884)には県内の陸羽(りくう)街道(国道4号)の新設・改修や、塩原街道(国道400号の一部)の開削(かいさく)、栃木県庁の宇都宮への移転など、西那須野地区(那須塩原市)や栃木県に非常に大きな影響を与えた人物である。
三島の死後18年を経た明治39年(1906)、三島農場移住民は感謝の意を表して三島神社を創建した。
大正2年(1913)には、画家の長原孝太郎(東京美術学校教授)に三島通庸の肖像画の作成を依頼(依頼者は不明)。完成した肖像画は、三島神社に奉納された。
平成17年(2005)5月に、三島神社より那須塩原市に寄贈された。
これと並んで三島通庸夫人と三島弥太郎(三島通庸の長男)の肖像画がある。
油絵、縦73.2センチメートル、横53.3センチメートル。

三島通庸の肖像画(長原孝太郎作)
名称
三島通庸の肖像画(長原孝太郎作)(みしまみちつねのしょうぞうが(ながはらこうたろうさく))
指定年月日
昭和59年(1984)4月1日
員数
1点
指定別
市指定
区分
有形文化財
種別
絵画
所在地
那須野が原博物館
所有者
那須塩原市
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更新日:2021年11月30日