オーストリア共和国リンツ市と姉妹都市提携を調印

6月13日（月曜日）旧青木家那須別邸にて、那須塩原市・リンツ市姉妹都市提携調印式が行われました。

当日はあいにくの雨模様でしたが、リンツ市長はじめ6人の訪問団並びに多くの御来賓や関係者の御出席をいただき、無事両市長による協定書への調印が終了しました。那須塩原市としては、初の海外との姉妹都市締結となります。

調印式は、西那須野中学校の生徒による両国の国歌演奏で幕を明け、両市長による式辞の後、御来賓の御祝辞並びにメッセージが披露されました。続いて、協定書への署名が行われ、君島市長とルーガー市長により固い握手が交わされました。最後に、両市による記念品交換が行われ、今後の友好親善を誓い、調印式は終了しました。

調印式終了後には、市内で祝賀会が行われました。平成27年度中学生海外交流事業に参加した3人の中学生による英語でのスピーチが披露され、箏の演奏と餅つきによる日本文化体験も行われました。

本市ゆかりの青木周蔵氏の子孫であるニクラス・サルム伯爵が青木小学校創立100周年記念の講演に来日したことをきっかけに、ニクラス氏が在住するオーストリア共和国リンツ市を派遣先として、平成17年度から中学生海外派遣が始まりました。平成21年度からはオーストリアからの生徒の受け入れが始まり相互交流となりました。

そのような中、平成25年に副市長、平成26年に市長及び市議会議長、平成27年に副市長がリンツ市を訪問し、姉妹都市提携に向けた話を進め、今回の姉妹都市提携に至りました。