令和6(2024)年度那須塩原市学校給食運営方針

学校給食は、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスのとれた食事を提供することで、健康の保持増進や体力の向上に寄与している。また、学校給食運営の礎となっている学校給食法には、学校給食が単なる食事という意味にとどまらず、教育活動の一環であるということが示されており、学校給食は、日常生活における食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で、「生きた教材」としても重要な役割を担っている。

学校給食を提供するに当たっては、施設・設備、調理の過程における衛生管理等に関して定められた詳細な基準を遵守し、計画的に給食施設の改修や設備の更新を図ることで安全性や衛生性を高めることが大切である。

さらに、受益者負担の原則の観点から、学校給食費の完全徴収を目指し、組織的に取り組むことも重要である。

以上のことから、本市の学校給食運営においては、学校給食の果たすべき役割や重要性をより深く認識し、豊かで魅力ある学校給食の実現に努めることとする。

1. 衛生管理を徹底した安全・安心な学校給食の提供
2. 地場産物や多様な食材を使用した、栄養バランスの良い学校給食の提供
3. 学校給食を活用した食に関する指導の充実
4. 学校給食費滞納対策の強化と債権の適切な整理
5. 学校給食施設及び設備の計画的な改修