市長挨拶

更新日:2023年04月27日

那須塩原市長渡辺美知太郎写真

この度、2期目の市政の舵取りを務めることとなりました。

1期目は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種やコロナで打撃を受けた経済対策など、喫緊の課題への対応を最優先に行いました。併せて、東京一極集中の脆弱性が改めて認識されたことから、これを好機と捉え地方分散の社会的要請にいつでも応じられるように、再生可能エネルギーの導入など気候変動対策を始めとした「生き延びられるまち」の構築にも取り組んでまいりました。サステナブルな取り組みは観光分野でも行い、「世界の持続可能な観光地TOP100選」に2年連続で選定されるなど、本市のブランド力向上に貢献することができました。

2期目は、「コロナ後の那須塩原」をつくることに取り組んでまいります。引き続き地方分散の受け皿として、エネルギーと経済の地域内循環や災害対応力の強化、さまざまな分野でのDXの実現など、「ゼロカーボンとDX」の取り組みによる「生き延びられるまち」づくりをバージョンアップしていきます。

そしてなんといっても2期目の最重点プロジェクトに掲げるのは、那須塩原駅周辺のまちづくりです。本市は、ここ5年間転入超過が継続し、移住者が増えております。この機に、那須塩原のブランドイメージを確立し、那須塩原Lifeを体現する場として那須塩原駅周辺を整備します。駅に降り立ったお客さんが感動し、「来たい、遊びたい、暮らしたい」と思えるような、他にはない「那須塩原らしさ」の具現化に向け、ソフトとハードの両面から、市民の皆さんの声を聴きながら、官民連携のもと取り組んでまいります。時間のかかるプロジェクトとなります。まずは、市民や民間企業の皆さんと議論を重ねる場として協議体を設け、基本的な構想を具体的な形として示します。

併せて、食を中心とした地域のブランディングにも引き続き力を入れてまいります。食や自然などの地域の資源を組み合わせ、先進的な環境施策による持続可能な観光や農畜産物など、那須塩原らしい付加価値を付けていきます。そして、国内はもとより海外への情報発信を強化し、生産物や商品の販路拡大に努め、インバウンドなどの観光需要の掘り起こしにつなげてまいります。
また、コロナ後の問題として、外出自粛による子どもたちの体力低下や不登校、高齢者のフレイルなどが顕在化することが懸念されます。こうした課題にも、きめ細やかな対応に努めてまいります。
これらの実現のため、職員とビジョンを共有し、同じ目標に向かって全力で取り組みます。

これまで、多くの市民の皆さんの御協力と御理解を賜り、さまざまな困難を乗り越えることができました。こうした信頼感や絆を大切にしながら、「コロナ後の那須塩原」を皆さんとともにつくっていきたいと考えております。

那須塩原市長 渡辺 美知太郎

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 企画政策課 情報戦略担当

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7109
ファックス番号:0287-62-7220

お問い合わせはこちら

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?



このページの情報は見つけやすかったですか?