ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー133)
春一番の花~オオバマンサク~
【平成28年(2016年)2月20日号


11月の北海道での記録的大雪に始まったこの冬。本市は暖冬の12月でなかなか雪が降らず、暖かなお正月を迎えることができました。でも2月には寒い日もありました。そんな冬もまもなく終わろうとしています。もうすぐ春です。そろそろ山歩きを始めましょう。
以前、春一番の花としてセツブンソウを紹介しましたが、このオオバマンサクも春一番の花です。マンサクという名は諸説あるようですが、春に「まず咲く」からきていると言われています。写真の木は道端にありました。まだ雪の残る山に登っていくときに、この花を見つけるとうれしくなります。独特の錦糸玉子のような4本の花弁の真ん中に、特徴的な赤い萼片が見えます。
マンサク科マンサク属にはいくつか種類があります。この辺の野山に咲いているのはオオバマンサク、マルバマンサク、マンサクの3種類です。この3種類は花では区別がつかず、葉に違いが表れます。後日葉を撮影したところ、写真の木はオオバマンサクだと分かりました。葉の先がやや尖っているのがオオバマンサク、葉の先が丸まっているのがマルバマンサク、葉全体が細長いのがマンサクです。
寒さに負けず、マンサクを見つけに行きましょう。
おさむ
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更新日:2021年11月30日