ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー112)

更新日:2021年11月30日

春らんまんの木の俣園地~ヤマブキソウ~

【平成26年(2014年)5月20日号】

園地の奥の方に群生しているヤマブキソウの写真
一輪咲いているホソバヤマブキソウの写真

百村地内の木の俣園地は、平成25年7月13日に巨岩吊橋が架橋され、回遊が可能になりました。全長2キロメートルほどの散策コースです。ぜひ足を運んでみてください。

ここは、5月になるとまさに春らんまん、いろいろな植物が花を咲かせます。ヒトリシズカ、トウゴクミツバツツジ、ラショウモンカズラ、タニギキョウ、ツクバネソウ、ユキザサ、フデリンドウ、ルイヨウボタン、ヤマブキソウ、カノコソウなどです。気を付けて探すとキバナノアマナ、ホソバノアマナも見つかります。

今回は、ヤマブキソウを紹介します。ヤマブキソウは、5月の連休ごろから咲き始め、下旬ごろまで咲き続けます。園地を歩いて行くと、奥の方に群生しています。林の緑の中に黄色い花がたくさん咲いている様子は、見事です。名前は、バラ科のヤマブキに花が似ているところから付きましたが、このヤマブキソウはケシ科です。

花の直径は、4~5センチメートルで、楕円形の葉には不揃いの鋸歯(ぎざぎざのこと)と切れ込みがあります。ヤマブキソウよりも葉の幅が狭く鋸歯がそろっているホソバヤマブキソウも木の俣園地の近辺で見つかります。花だけ見ても全く区別がつきませんので、葉に注目してください。

おさむ

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