ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー115)
ゴマ粒に手足がはえて動いてるゾ!?~アズマヒキガエルの上陸始まる~
【平成26年(2014年)8月20日号】


7月1日、いつものように、箱の森プレイパークの徒涉池の側を通りかかると、池の端っこで、何かが、モゾモゾ、モゾモゾと動いているものが??不思議に思い、近づいて目を凝らして見てみると、「なあ~んだ、ゴマ粒が動いているのか!」イヤイヤ、ゴマ粒ではありませんでした。それは、体長5ミリメートルくらいの、小さな小さな真っ黒いカエルでした。でっかいカエルで有名なアズマヒキガエルのオタマジャクシが、カエルに変身し、陸地に上り始めたのです。
アズマヒキガエルは、通称ガマガエル、体長15センチメートルになるカエルです。箱の森では、4月下旬~5月上旬に、水辺に集まり、「蛙合戦」と言われる集団での産卵を行います。ひも状の卵塊には、1500~8000個も卵が入っています。そこから生まれたオタマジャクシは、手足が生えて、尾がなくなると、一斉に水中を出て、陸上生活を始めます。
ふと、足元を見ると、ゴマ粒ガエルが私の靴の上へ、「ちょっと、危ないですよ」と手の上へ乗せると、ちっちゃくても、立派な手足が、はっきりと分かりました。そっと水中へ手をつけると、元気に、カエル泳ぎで陸地へと向かって行きました。
あきお
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更新日:2021年11月30日