ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー99)

更新日:2021年11月30日

花を訪れるミツバチ

【平成25年(2013年)4月20日号】

黄色い花にニホンミツバチがとまっている写真
密集しているセイヨウミツバチの女王バチと働きバチの写真

いよいよ春も本番を迎え、市内は色鮮やかな花々で彩られています。春は草も木も昆虫も、一年で最もいきいきと活動する季節です。生き物を探しに近くの森や公園に出かけてみませんか。

さて、皆さん、普段何気なく見ているミツバチは、実は2種いることを知っていますか?1つはニホンミツバチ。腹部は全体的に黒っぽく、黄色の帯がはっきりしています。日本に古くからいるミツバチで、木のうろや人工物の隙間などに巣を造り、野生で繁殖しています。もう1つは、セイヨウミツバチ。腹部のつけ根あたりが、明るいオレンジ色をしています。セイヨウミツバチは養蜂家が飼育しているハチで、明治時代にハチミツの生産用としてヨーロッパから連れてこられました。ちなみに、ここ那須塩原市は養蜂が盛んな地域として知られています。

ミツバチの家族は、女王バチ・働きバチ・雄バチからなります。それぞれに仕事が決まっていて、女王バチは産卵、雄バチは交尾をするだけ。それ以外の掃除や子育て、巣づくり、巣の防衛、花の蜜や花粉集め、貯蔵などは、すべて働きバチの仕事です。まさに働き者ですね。

2枚目の写真はセイヨウミツバチの家族。真ん中にいる腹部がとても大きなハチが女王バチです。撮影は市内の養蜂家にご協力いただきました。

じゅんじ

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