ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー91)

更新日:2021年11月30日

高原はもうすぐ秋

【平成24年(2012年)8月20日号】

白い花が咲いているイチヤクソウの写真
1本全体が薬になるというところから名がついたベニバナイチヤクソウの写真

お盆を過ぎると高原はもう少しで秋を迎えます。夏の花が終わる前に山歩きをしておきましょう。汗をかきながら歩く山で見る植物は最高ですね。しかもそれが初めて見る花だったら興奮してしまいます。今ごろ沼ッ原で見られる花は、サワギキョウやアケボノソウ、リンドウやトリカブトなどです。是非出かけて探してもらえたらと思います。

今回紹介するのは、イチヤクソウとベニバナイチヤクソウです。どちらもイチヤクソウ科イチヤクソウ属の多年草です。葉を持ち光合成を行いますが、半寄生植物です。イチヤクソウという名前は、1本全体が薬になるというところからついたものらしいです。どちらも全体の高さは、20センチメートルぐらいです。

イチヤクソウ
白い花が咲きます。比較的標高の低いところに咲くことのある植物です。こちらは、1本か2本でひっそりと咲いています。

ベニバナイチヤクソウ
名前の通り、ピンクの花が咲きます。標高の高いところで見つけることがある植物です。緑一色の草原でこれを見つけると、大声で仲間を呼びたくなります。この花はまとまって咲くことが多いので、群生しているのを見ると興奮してしまいます。

おさむ

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