ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー91)
高原はもうすぐ秋
【平成24年(2012年)8月20日号】


お盆を過ぎると高原はもう少しで秋を迎えます。夏の花が終わる前に山歩きをしておきましょう。汗をかきながら歩く山で見る植物は最高ですね。しかもそれが初めて見る花だったら興奮してしまいます。今ごろ沼ッ原で見られる花は、サワギキョウやアケボノソウ、リンドウやトリカブトなどです。是非出かけて探してもらえたらと思います。
今回紹介するのは、イチヤクソウとベニバナイチヤクソウです。どちらもイチヤクソウ科イチヤクソウ属の多年草です。葉を持ち光合成を行いますが、半寄生植物です。イチヤクソウという名前は、1本全体が薬になるというところからついたものらしいです。どちらも全体の高さは、20センチメートルぐらいです。
イチヤクソウ
白い花が咲きます。比較的標高の低いところに咲くことのある植物です。こちらは、1本か2本でひっそりと咲いています。
ベニバナイチヤクソウ
名前の通り、ピンクの花が咲きます。標高の高いところで見つけることがある植物です。緑一色の草原でこれを見つけると、大声で仲間を呼びたくなります。この花はまとまって咲くことが多いので、群生しているのを見ると興奮してしまいます。
おさむ
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更新日:2021年11月30日