ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー93)
素早く飛ぶセセリチョウ類
【平成24年(2012年)10月20日号】

コキマダラセセリ

キマダラセセリ
この一見するとガ類に見えるのはセセリチョウ科のコキマダラセセリとキマダラセセリです。種名のとおり、羽は黄色を帯びています。
コキマダラセセリは市内では山地性の種で、だいたい標高500メートル以上の地域に生息していますが、西那須野地区にも発生地があります。河原や、草地が主な生息地です。幼虫はイネ・カヤツリグサ・タケ科の葉を食べて成長します。成虫は、年1回7月前後に発生します。
キマダラセセリは平地から低山地に分布し、河原や草地に多くみられ、市街地でも発生することがあります。 幼虫は、主にイネ科の葉を食べて成長します。成虫は6~7月と8~9月の年2回発生します。
両種とも成虫は各種の花を訪れて、盛んに蜜を吸います。写真に見るとおり、胴体に比べて羽がとても小さいのが特徴です。このため、激しく羽ばたいて、素早く飛び回り、空中に浮いていられる(浮力が保てる)ようにしています。
つよし
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更新日:2021年11月30日