ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー97)

更新日:2021年11月30日

蓼(たで)食う虫も…

【平成25年(2013年)2月20日号】

那須塩原で見つけたヤナギタデの写真
水田などでよく見られるイヌタデの写真
役に立たないことからついた名前のポントクタデの写真

冬真っ盛りの那須塩原には、花はほとんど咲いていないので、今回は秋の花の話です。

昔から「蓼食う虫も好き好き」と言うようにタデというのは、辛くてうまくない物の代表です。タデは、水田のあぜなどに見られ、夏から秋に花を付けます。

タデの仲間はいくつかあり、那須塩原にはヤナギタデ、イヌタデ、オオイヌタデ、ハナタデ、ポントクタデなどがあります。冬なので花は咲いていませんが、ヤナギタデはすぐに見つかるので、探してみてください。

ヤナギタデ
刈り取った後の水田などによく見られます。葉や花穂がヤナギのように細いことからこの名がついたようです。タデの仲間で辛いのはこれです。これから作ったタデ酢は、鮎の塩焼きによく合います。

イヌタデ
道端に咲いているのをよく見かけます。まとまって咲いている様は見事です。

ポントクタデ
ポントクとは、愚か者のことで、ヤナギタデに似ていても辛みがなく役に立たないことからついた名前のようです。

おさむ

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 企画政策課 情報戦略係

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7109
ファックス番号:0287-62-7220

お問い合わせはこちら

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?



このページの情報は見つけやすかったですか?