ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー97)
蓼(たで)食う虫も…
【平成25年(2013年)2月20日号】



冬真っ盛りの那須塩原には、花はほとんど咲いていないので、今回は秋の花の話です。
昔から「蓼食う虫も好き好き」と言うようにタデというのは、辛くてうまくない物の代表です。タデは、水田のあぜなどに見られ、夏から秋に花を付けます。
タデの仲間はいくつかあり、那須塩原にはヤナギタデ、イヌタデ、オオイヌタデ、ハナタデ、ポントクタデなどがあります。冬なので花は咲いていませんが、ヤナギタデはすぐに見つかるので、探してみてください。
ヤナギタデ
刈り取った後の水田などによく見られます。葉や花穂がヤナギのように細いことからこの名がついたようです。タデの仲間で辛いのはこれです。これから作ったタデ酢は、鮎の塩焼きによく合います。
イヌタデ
道端に咲いているのをよく見かけます。まとまって咲いている様は見事です。
ポントクタデ
ポントクとは、愚か者のことで、ヤナギタデに似ていても辛みがなく役に立たないことからついた名前のようです。
おさむ
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更新日:2021年11月30日