ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー82)
幻のヘビ、ついに発見!〜シロマダラとの初遭遇〜
【平成23年(2011年)11月20日号】
『ウォー!やった、やった。やっと見つけたゾ!ウォー!』という雄たけびが、夜の山道で上がりました。近くに人がいたら、たぶんクマのうなり声と間違われたかもしれません。( 今までに2度ほどそんな経験がありました?!) それほど興奮していました。
そんな雄たけびをあげさせた主は、『シロマダラ』というヘビです。このヘビは、黒磯市の時に行った動植物の実態調査で、深山ダム付近で確認されたのが市の唯一の記録として残っているだけでした。
しかし、両生・爬虫類の先生から、塩原にも生息している可能性が大きいといわれ、9月のむし暑い夜の大調査となりました。そして、3日目の夜、ついに車のヘッドライトに鎌形の影が映り、雄たけびが上がったのです。
シロマダラ、全長30〜70センチメートルの細長いヘビです。大きな特徴として、白褐色と黒のバンド状の模様があります。トカゲや他のヘビが主なエサとなっていて、無毒です。しかし、夜行性のために、なかなか目撃する機会が少ないことから、幻のヘビといわれています。
あきお
この記事に関するお問い合わせ先
企画部 企画政策課 情報戦略担当
〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2
電話番号:0287-62-7109
ファックス番号:0287-62-7220
お問い合わせはこちら
- より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2021年11月30日