ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー51)
野山に春の花
【平成21年(2009年)4月5日号】
ショウジョウバカマ
ハルトラノオ
ヤマブキソウ
もうすっかり春になりました。野山を歩くと、いろいろな花が見られます。四月上旬頃、野山の花を探しに行くと、約束したようにいつもの花が咲いています。うつむいて咲くカタクリ、淡いピンクのイワウチワ、真っ白な中に少し水色のキクザキイチゲ、それと花がそっくりで葉が丸まっているアズマイチゲ、一面に咲くニリンソウ、小さくてかわいいヒゲネワチガイソウなどの花です。たくさんの花に囲まれて歩くと、夢中でシャッターを切り、疲れも寒さも忘れてなくなります。
みなさんもぜひ、花を見に行ってください。(くれぐれも取ることのないように)今回は、そんな花の中から三つ紹介します。
ショウジョウバカマ(ユリ科)
野山の林などやや湿ったところに見られます。名前の由来は、猩々(オランウータン)の赤い顔と着物の袴に似ているところからついたそうです。とても可憐な花ですが、花が終わると茎がどんどん伸びます。
ハルトラノオ(タデ科)
名前にトラノオがつく植物は、いくつかあります。花穂が長く虎の尾に似ているところから名前がついています。しかし、これは花穂が短く目立ちません。見つけると、春だなとうれしくなります。
ヤマブキソウ(ケシ科)
やはり、林の中で見られます。見たとおりヤマブキそっくりですが、これは草で木ではありません。花の直径は、5センチぐらいの大きな花です。黄色の花がよく目立ちます。
おさむ
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更新日:2021年11月30日