ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー55)
今年も咲いたニッコウキスゲ
【平成21年(2009年)9月5日号】

トキソウ

コバイケイソウ

ヤマオダマキ
今年も咲いたニッコウキスゲ
沼ッ原には、今年もニッコウキスゲが咲きました。6月下旬から7月上旬には、ニッコウキスゲを見に多くの人がやってきます。こんなに簡単に湿原に行き、高山植物を見られる場所はあまりないからでしょう。だから、市民の方にもぜひ一度は見に行ってほしいと思っています。しかしながら、相変わらず犬を連れて歩く人がいるのが残念です。犬の毛に付いた平地の植物の種が高山植物を減らしてしまうおそれがあるからです。
さて、今年の花はニッコウキスゲがいつものように咲きました。トキソウやサワランなどのラン科の植物が多く見られましたた。コバイケイソウは,やや少なめでした。また、ヤマオダマキが数多く咲いていました。
トキソウ(ラン科)
花の色が鳥のトキに似ているところからこの名が付きました。小さいけれど、目立ちます。
コバイケイソウ(ユリ科)
花の形がウメに似ているところからこの名が付きました。標高の高い湿原や山でよく見られます。バイケイソウというのもあります。
ヤマオダマキ(キンポウゲ科)
およそ標高千メートル以下の山には、ヤマオダマキが咲きます。オダマキとは,機織りの糸巻きです。もっと高いところに行くとミヤマオダマキが見られます。ミヤマオダマキは上側の褐色の部分が,鮮やかな青になります。園芸種もあります。
おさむ
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更新日:2021年11月30日