ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー215)

更新日:2023年03月20日

春は巣づくりと子育てに大忙し~オオスズメバチの女王~

【令和5(2023)年4月号】

地表を歩くオオスズメバチの女王バチ

地表を歩くオオスズメバチの女王バチ
撮影日:2011年5月9日 撮影場所:千本松

春に野山を歩いていると、ひときわ大きなハチに出会うことがあります。それはスズメバチの女王バチ。最も大きなオオスズメバチの女王は体長が4~4.5センチメートルもあり、大人の親指ほどの大きさになります。
寒い冬を乗り越えた女王は、春の訪れとともにたった一人(一匹)で巣づくりと子育てを始めます。木の皮を削って巣をつくり、各部屋に一つずつ卵を産みます。卵から幼虫がかえるとさらに大忙し。虫を捕まえて肉団子をつくり、幼虫に与えなくてはなりません。幼虫が一人前の働きバチに成長すると、ようやく産卵に専念できるようになります。
春は子育て中の女王に会える絶好の季節です。驚かさなければ襲ってくることはありませんので、見つけたらそっと見守ってあげてください。じゅんじ

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