ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー35)
山のドングリ、平地のドングリ
【平成19年(2007年)12月5日号】

ミズナラ

コナラの葉と実

ミズナラの葉と実
12月になり、山の紅葉もそろそろ終わりかと思います。紅葉が終わった山に残るものは、枯れ葉と裸の木と木の実です。山の木の実と言えば、ドングリです。ドングリとは、ブナ科のうちのコナラ属・シイ属・マテバシイ属の木の実の総称です。ですから、アラカシ、コナラ、クヌギなどいろいろあります。
沼ッ原のドングリは、ほとんどがミズナラです。ミズナラの葉は、葉に粗い鋸歯(縁のギザギザ)があるので、すぐに分かります。秋に沼ッ原を訪れると、この木の多さが分かります。この木は、大木になることが多く、堂々と枝を広げているものが目に付きます。ミズナラのドングリはクマやリスの大好物だそうです。鍋掛などの平地には、コナラのドングリが落ちています。我が家は、これの枯れ葉掃除に追われます。
ミズナラ(ブナ科コナラ属)
比較的山地に多く見られる。薪や炭に利用されることがあります。沼ッ原では、湿原の中の南側に多く見られます。ドングリは、やや短めです。
コナラ(ブナ科コナラ属)
葉の縁にとがった鋸歯があります。
おさむ
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更新日:2021年11月30日