年末の交通安全・地域安全市民総ぐるみ運動
那須塩原市では、12月11日から12月31日までの21日間、年末の交通安全・地域安全市民総ぐるみ運動を実施します。
年末は気ぜわしさが増す時期でもあり、スピードの出し過ぎや交差点での安全不確認による交通事故が増加する傾向があります。
また、飲酒運転による交通事故や窃盗などの各種犯罪も増加する時期でもあります。
事件・事故の当事者とならないよう、一人ひとりが交通安全や防犯意識を高め、交通事故や犯罪を防ぎましょう。
期間
令和7年12月11日から12月31日まで
運動の重点
こどもと高齢者の交通事故防止
子供や高齢者を守るため、3S(SEE・SLOW・STOP)運動を実施しましょう。
SEE:子供や高齢者をいち早く発見する、子供や高齢者の動きをよく見る
SLOW:子供や高齢者を見たら減速する
STOP:危険を感じたらすぐに停止する
飲酒運転等の根絶
飲酒運転は重大な犯罪行為であり、ドライバーに限らず誰もが「しない・させない」と心がけなければならないものです。市民総ぐるみ運動の中で、飲酒運転を「しない・させない」環境づくりを推進し、飲酒運転による悲惨な交通事故の根絶を図ります。
自転車等利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
全ての自転車利用者の、ヘルメット着用の必要性・効果に対する理解を促進するとともに、努力義務化を踏まえた着用の徹底に向けた広報啓発を行います。自転車安全利用五則や安全確認等の交通ルール、マナーの周知徹底を図るとともに、「傘さし運転」や「ながら運転(スマホや飲食)」等の危険性の周知を図ります。
「ライト4(フォー)運動」、「原則ハイビーム」の推進と反射材用品等の着用推進
「自動車」「二輪車」「自転車」が前照灯を早めに点灯することで、ドライバーが歩行者等の他の道路利用者をより早く発見することができます。また、自動車の運転手だけでなく、夜間に徒歩・自転車で外出する市民については、反射材を身に着けることを徹底させ、夕暮れ時と夜間の交通事故防止を図ります。
特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害防止
栃木県内の特殊詐欺事件認知件数(令和7年1月から令和7年9月末)は合計100件、被害金額は約5億6,608万円となっています。
さらに、最近はSNS、電子メール、マッチングアプリ、インターネット掲示板等を通じて対面することなく、交信を重ね関係を深めて信用させ、指定した預貯金口座への振り込み等により金銭をだまし取るSNS型投資・ロマンス詐欺が急増しています。注意すべきポイントを広く啓発し、地域の防犯意識の向上を図ります。
こども・女性の犯罪被害の防止
日没が早まるこの時期には、暗くなった時間帯に子供や女性を狙った犯罪が発生しやすい傾向があります。
できるだけ一人での行動を避ける、時々後ろを振り返るなどの行動を心がけ、歩きスマホをしない、周りから見えるよう防犯ブザーを携帯するなどの対策を行いましょう。
自転車盗の被害防止
栃木県内の自転車盗難被害件数は1,329件(令和7年1月から令和6年9月末)で、前年同期比で61件増加しています。
被害全体の内、約75%が無施錠の状態で被害にあっています。自転車から離れる時は、短時間でも必ず鍵をかけることや、備え付けの鍵のほかに、ワイヤーロックをかけること(ツーロック)等の防犯対策を周知し、被害の防止を図ります。
年末の交通安全・地域安全市民総ぐるみ運動チラシ
この記事に関するお問い合わせ先
市民生活部 交通防犯課
〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2
電話番号:0287-62-7127
ファックス番号:0287-62-7500
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更新日:2025年12月10日