旧青木家那須別邸

更新日:2024年11月08日

旧青木家那須別邸

明治時代に、ドイツ公使や外務大臣等を務めた青木周蔵が那須別邸として建てた建造物です。
平成11年(1999)12月に国重要文化財に指定されました。

建物の前に庭と道があり、2階建てで白い壁の旧青木家那須別邸の写真

旧青木家那須別邸外観

名称

旧青木家那須別邸(きゅうあおきけなすべってい)

指定年月日

平成11年(1999)12月21日

員数

1棟

指定別

国指定重要文化財

区分

有形文化財

種別

建造物

所在地

那須塩原市青木27

所有者

栃木県

地図リンク

開館時間

  • 【夏期4月から9月まで】午前9時から午後5時30分
  • 【冬期10月から3月まで】午前9時から午後4時30分

休館日

  • 【5月から10月】令和6年5月29日、7月3日、9月4日
  • 【11月から4月】毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)及び12月29日から1月3日まで

観覧料

  • 【大人】200円
  • 【小中学生】100円

毎月第3日曜日の「家庭の日」は、小中学生の入館料が無料となります。

身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方で、手帳の提示があった場合は、入館料が無料となります。
(手帳に第1種、第1級の記載がある方については、同伴者1名も無料となります)

施設の無料開放

6月15日の県民の日にあわせて、施設の無料開放を実施いたします。
対象は全入場者になりますので、ぜひご来館ください。
無料開放日令和6年6月8日(土曜日)、9日(日曜日)、15日(土曜日)

旧青木家那須別邸の概要

この建物は、青木農場を開設した青木周蔵(あおきしゅうぞう)(山口県出身、明治時代のドイツ公使・外務大臣、子爵)の那須別邸として、明治21年(1888)に建築されました。当初は中央の2階建ての部分だけでしたが、明治42年(1909)に増築し、ほぼ現在の形となりました。地域の人々から青木邸と呼ばれ、親しまれてきました。

設計者はドイツで建築学を学び、七十七銀行本店や台湾鉄道ホテル等の設計をした松ヶ崎萬長(つむなが)です。この青木邸は、わが国に残る萬長の唯一の作品で、軸組や小屋組にドイツ様式の構法を採用し、外壁に鱗形のスレートを用いるなどの特徴をもつ貴重な近代建築です。

平成初年(1989)、別邸は栃木県に寄贈されました。県では平成8年(2006)から解体調査を行い、同10年3月に元の位置から南東側約50メートルに移転して復元・改修したものです。そして、道の駅「明治の森黒磯」の一施設として一般開放されるようになりました。

ドイツ様式の構法で作られた木造の小屋裏写真の写真

ドイツ様式の構法が採用された小屋裏部屋(非公開)

旧青木家那須別邸の隣接の花畑では、季節によって様々なお花を楽しむことができます。

青木別邸の前に菜の花がたくさん咲いている写真

青木別邸と菜の花(平成24年5月撮影)

冬期など、花の咲いていない時期もございます。

関連情報リンク

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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