畑下温泉神社(本殿)

畑下温泉神社(本殿)
創建は貞享(じょうきょう)4年(1687)とされ、宿場の繁栄と旅人の安全を守り、病を除く所として建立された。この頃の塩原は、天和3年(1683)の大地震による土砂くずれで五十里湖が出現して会津西街道が不通になり、高原越えと塩原を通る尾頭道を使用するようになった。災害により川底があらわれ、温泉が湧出してきたところへ移住が始まった。塩原地域ではその影響で湯治場が発展し、繁盛したと考えられる。文化13年(1816)、畑下戸村の惣代の寄進により再建された。
けやき造りの本殿四面には彫刻が施されており、柿葺流造(こけらぶきながれづくり)に千鳥破風(ちどりはふ)を設け正面は唐破風(からはふ)仕上げとなる。
名称
畑下温泉神社(本殿)(はたおりおんせんじんじゃ(ほんでん))
指定年月日
平成5年(1993)3月31日
員数
1棟
指定別
市指定
区分
有形文化財
種別
建造物
所在地
那須塩原市塩原625-1
所有者
畑下温泉神社
見学にあたって
駐車場なし
地図リンク
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2021年11月30日