峯薬師の仁王門

更新日:2021年11月30日

手前に階段があり、奥に赤色を基調とした屋根がついた門がある写真

峯薬師の仁王門

仁王門は寺院の入口にある一対の仁王像を安置する門で、寺と仏を守護する意味をもっており、峯薬師の薬師堂入口にある。建築年は、寛永9年(1632)に薬師堂が火炎で全焼した記録があることから、それ以降の建築と思われるが、歴史ある寺域を考え合わせると貴重な建物である。

造作材は杉材が主で、柱は太さ30センチメートルの10本の角材で、高さは幹まで2.7メートル、屋根まで約5メートルである。土台石はたて・よこ50センチメートルの切石で、近年修復した折のものであろう。屋根は、もとは茅葺(かやぶき)であったが後に亜鉛鉄板葺(てっぱんぶき)に変えられた。建物全体に朱の塗料が塗られている。この仁王門には一対の仁王像があり、仁王門とは別に市指定文化財となっている。

名称

峯薬師の仁王門(みねやくしのにおうもん)

指定年月日

昭和47年(1972)10月25日

員数

1棟

指定別

市指定

区分

有形文化財

種別

建造物

所在地

那須塩原市塩野崎251

所有者

薬王寺

見学にあたって

薬王寺内には同じく市指定の峯薬師堂と仁王像があるので一緒に見学することをおすすめします。

地図リンク

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

お問い合わせはこちら

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?



このページの情報は見つけやすかったですか?