妙雲寺(宮殿)
妙雲寺(宮殿)
寺の本堂内部は、一般に礼拝するための外陣(げじん)と、仏像を安置するための内陣(ないじん)に分かれ、内陣に宮殿が置かれている。宮殿は、四方の壁面にふんだんに唐様の彫刻が施され、正面の扉は天竺模様の立派な須弥壇(しゅみだん)がある。この宮殿の内室に、本尊釈迦如来仏像が安置されている。
安永4年(1775)、妙雲寺住職大鏡禅宜和尚の代に、宇都宮顕誉眞阿至面が大願主となり、本堂内陣に宮殿が建立された。下野国河内郡宇都宮釈迦堂明神前の大仏工、橘家大宮方来流所持者高田運応と、宮大工佐藤権兵衛の卓越した技術が集結した見事な造りとなっている。
名称
妙雲寺(宮殿)(みょううんじ(くうでん))
指定年月日
平成5年(1993)3月31日
員数
1棟
指定別
市指定
区分
有形文化財
種別
建造物
所在地
那須塩原市塩原665
所有者
妙雲寺
見学にあたって
駐車場あり
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更新日:2021年11月30日