三本木の獅子舞

三本木の獅子舞
三本木の獅子舞は疫病退散祈願のため、毎年3月下旬に三本木延命地蔵尊に奉納される。
起源は、資料が乏しく不明だが、伝承によると当初は西大芦村(現鹿沼市)の関白流獅子舞から伝授されたといわれる。奉納を一時中断した際に、隣村の下大塚新田とともに伝染病に襲われ、隣村が廃絶。獅子舞中断のたたりと村民は憂い、小来川(おころがわ)村(現日光市)獅子舞(文挟流(ふばさみりゅう))を伝授し奉納を再開、現在に至っているという。
三本木の獅子舞は、特に獅子宿を設けず、集落74戸(江戸時代21戸)が2戸ずつ輪番で世話役に当たる。特異な点として演者が仕度笛により地蔵堂内で獅子頭・花笠をつけ、堂前の庭に出て布陣に着き舞にかかる。また、獅子が唄いながら舞う。他にあまり例を見ない獅子舞である。
名称
三本木の獅子舞(さんぼんぎのししまい)
指定年月日
昭和48年(1973)12月1日
指定別
市指定
区分
民俗文化財
種別
無形民俗文化財
所在地
三本木地区
所有者
三本木獅子舞保存会
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更新日:2021年11月30日