法真寺のエドヒガン

このエドヒガンは法真寺の墓地にあり、地域を代表する巨木として親しまれている。大きく枝を伸ばした姿がとても優美で、開花時は見事である。植えられた経緯は不明だが、樹齢は200年以上と推測される。
エドヒガンは、バラ科サクラ属の落葉高木で、彼岸ごろに花を咲かせることからこの名前がついている。樹高はおおよそ15~25メートルにもなり、葉は楕円形(だえんけい)で長辺が5~10センチメートル。花は薄紅色で、花弁は5枚で一重。がくの付け根が丸く膨らんでいるため見分けやすく、葉より先に花が咲き、ソメイヨシノなどに比べると1週間から10日ほど早く咲き始める。ヤマザクラと共にサクラの中では、非常に長寿の種であることが知られており、花が多く咲く特性から多くの品種の母種として使われている。
名称
法真寺のエドヒガン(ほっしんじのえどひがん)
指定年月日
平成21年(2009)3月27日
員数
1本
指定別
市指定
区分
記念物
種別
天然記念物
所在地
那須塩原市東小屋159
所有者
法真寺
地図
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教育部 生涯学習課
〒329-2792
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更新日:2021年11月30日