東小屋の木造菅原道真座像
この座像は正徳6年(1716)創建の天満天神宮にあり、法真寺6代住職一誉上人是参和尚の請来(しょうらい)と伝えられている。天満天神宮はもともと寺の裏手の竹林内にあったが、昭和58年(1983)に法真寺新築に伴い、本堂の東南に新築し座像(ざぞう)を祀っている。
座像の裏書に享保6年(1721)とあることから、創建の後5年の間に祭神像が作られたことになる。天神信仰はこの地方には珍しく、寺が寺子屋として使われていた時代があったのか、大原間小学校の前身「草風学舎(そうふうがくしゃ)」が、この東小屋にあったことなどと考えあわせ貴重な座像である。
(注)高さ25センチメートル、横28センチメートル。
名称
東小屋の木造菅原道真座像(ひがしこやのもくぞうすがわらみちざねざぞう)
指定年月日
昭和61年(1986)4月16日
員数
1躯
指定別
市指定
区分
有形文化財
種別
彫刻
所在地
那須塩原市東小屋183
所有者
法真寺
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更新日:2021年11月30日