本郷町の馬頭観世音
本郷町の馬頭観世音
市内には、馬頭観世音(馬頭観音)の碑塔(ひとう)が非常に多い。馬頭観世音は、農家で飼っている馬の健康や、死んだ馬の霊を供養するために建立されたもので、馬がたくさん飼われていたことがわかる。路傍(ろぼう)に立つ独立塔もあれば、群立する碑塔も市内には少なくない。
この馬頭観世音群は、市内最大の馬頭観世音を含み、建立年は江戸時代から近現代までにわたる。
碑塔の形体は舟型から石柱、自然石まで様々である。16基もの碑塔が集まるのは、原(はら)街道の渡河地点に位置していることによる。那珂川は、白河から氏家宿阿久津に至る原街道における難所の一つで、ここで廻米輸送に携わった馬の健康や落命した馬の供養のために建立されたものと考えられる。
名称
本郷町の馬頭観世音(ほんごうちょうのばとうかんぜおん)
指定年月日
平成13年(2001)3月9日
員数
16基
指定別
市指定
区分
記念物
種別
史跡
所在地
那須塩原市本郷町108-1
所有者
個人所有
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更新日:2021年11月30日