板室本村の一里塚
この一里塚は会津中街道の一里塚で、東西2つの塚が残っている。氏家宿から数えて13番目に当たる。一里塚は集落から北へ進み沢名川を越えた地点にある。東側の塚は炭焼き窯として使用されたために、道路側の部分がえぐり取られている。西側の塚は少し崩れているものの、ほぼ原形をとどめている。二つの塚はともに底辺が約9.5メートル、高さが約1.8メートル、二つの塚の間は10.5メートルである。
この板室本村の一里塚は近年まで未確認であったが、平成2年(1990)10月の調査によって確認されたものである。笹野曽里の一里塚と板室本村の一里塚の間に、距離的に中間地点の百村付近に一里塚が存在するはずであるが、一里塚と推定されるものが2か所あり、現時点では確定していない。
板室本村の一里塚
名称
板室本村の一里塚(いたむろほんそんのいちりづか)
指定年月日
平成6年(1994)2月18日
員数
2基
指定別
市指定
区分
記念物
種別
史跡
所在地
那須塩原市板室703-27
所有者
個人所有
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更新日:2021年11月30日