引久保百観音堂

更新日:2021年11月30日

木々をバックに建っている木造の引久保百観音堂の写真

引久保百観音堂

文明14年(1482)、塩原城主橘伊勢守(たちばないせのかみ)により戦場(せんば)の戦いで討死した家臣たちの供養のため1間4面の堂が建立された。寛政5年(1793)には、引久保観音堂を村人が再興。

堂内の須弥壇(しゅみだん)は、3つの間に仕切られ、それぞれ坂東三十三観音・西国三十三観音・秩父三十四観音として計100躯が祀(まつ)られ、一堂に安置したこの堂を、引久保百観音と呼び、今日に至っている。

阿弥陀・薬師・釈迦如来の三尊は、各間の本尊として間の中央に安置されている。浜縁(はまえん)のついた間口3間、奥行3間、茅葺(かやぶき)の方形(ほうぎょう)屋根であったが、昭和に入り鉄板葺(てっぱんぶき)に替え、さらに平成5年(1993)、創建500年記念の大改修で銅板に葺き替えられた。現在の建物及び仏像は、平成4年~5年に県の補助を受け修復保存を行なった。

名称

引久保百観音堂(ひきくぼひゃくかんのんどう)

指定年月日

平成4年(1992)4月24日

員数

1棟

指定別

市指定

区分

有形文化財

種別

建造物

所在地

那須塩原市上塩原418

所有者

妙雲寺

見学にあたって

駐車場なし

地図リンク

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教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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