太政官壱朱金札印刷用銅版

太政官壱朱金札印刷用銅版
慶応4年(1868)、新政府は「金拾両」「金五両」「金壱両」「金壱分」「金壱朱」の5種類の紙幣を発行した。紙幣は不換紙幣(ふかんしへい)(金(きん)と交換できない紙幣)で、いずれも13年間通用とし、印刷は京都で行なわれた。江戸時代の金壱朱は、金壱両の16分の1。
この紙幣印刷用銅版は会三寺(えさんじ)の境内から出土したもので、その経緯は不明だが、大蔵省印刷局記念館による鑑定の結果、「太政官壱朱金札印刷用銅版」であることが判明した。
かつては大蔵省記念館にも同一のものが保管されていたが、戦災により焼失し、今では大変貴重なものとなっている。
名称
太政官壱朱金札印刷用銅版(だじょうかんいっしゅきんさついんさつようどうばん)
指定年月日
平成3年(1991)9月25日
員数
3点
指定別
市指定
区分
有形文化財
種別
歴史資料
所有者
個人所有
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2021年11月30日