芭蕉の句碑

更新日:2021年11月30日

台の上に立っていて、句碑の左右に鎖がある芭蕉の句碑の写真

芭蕉の句碑

松尾芭蕉が元禄2年(1689)3月に「奥の細道」行に旅立ち、4月16日黒羽(大田原市)から高久(那須町)に向かう途上、手綱(たづな)をとる馬子(まご)が一句を所望(しょもう)したことから詠んだ句を碑にしたものである。

「野を横に 馬牽(うまひき)きむけよ ほととぎす」

この句はどこで詠んだかは不明だが、余瀬(大田原市)と野間(那須塩原市)の間の原野であろうといわれる。

句碑は、文化5年(1808)10月に鍋掛宿の俳人菊池某ほか数名が建てたもので、台石にその建立者名が刻まれている。初めは鍋掛宿南方の愛宕神社にあったが、後に湯街道沿いに移され、さらに現在地に移された。昭和43年(1968)に中央の破損箇所が修理された。平成5年(1993)3月、街道景観形成事業により句碑の位置が少し変わり、句碑の景観も現在のようになった。

名称

芭蕉の句碑(ばしょうのくひ)

指定年月日

昭和47年(1972)10月25日

員数

1基

指定別

市指定

区分

有形文化財

種別

歴史資料

所在地

那須塩原市鍋掛609

所有者

鍋掛神社

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教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

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ファックス番号:0287-37-5479

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