遅沢ばやし

更新日:2021年11月30日

紅白でできた提灯が屋根に飾られていて中に法被を着た人物がいる遅沢ばやしの山車の写真

遅沢ばやしは、江戸時代末期にはすでに存在していたといわれる。その後、明治15年(1882)ごろ地元の東遅沢・関根在住の愛好者(5~6人)が五穀豊穣を祈る村祭りの演出のため遅沢囃子組を結成、同時期に隣村の東遅沢に移住してきた笛・太鼓の名手「ごんべい」の指導により、今日のお囃子の基礎が創られた。明治35年(1902)頃一時中断するが、大正5年(1916)頃、地元有志の尽力で復活、昭和46年(1971)7月7日に組織確立のため「遅沢ばやし保存会」を設立、現在に至っている。
後継者育成を兼ね、地元小学校で保存会の指導を受けた「遅沢ばやしを習う会」が、市主催のまつり、公民館まつり、小学校運動会など各種イベントに参加し披露している。

  • <編成>
    大銅(大太鼓1)、ツケ(締め小太鼓2)、横笛(7穴1)、鐘1、鼓(大1、小1)
  • <曲目>
    江戸若新囃子、四丁目囃子、遅沢囃子、五段囃子(岡崎、粉箱、天狗、安全、神田丸)

名称

遅沢ばやし(おそざわばやし)

指定年月日

平成21年(2009)3月27日

指定別

市指定

区分

民俗文化財

種別

無形民俗文化財

所在地

東遅沢地区

所有者

遅沢ばやし保存会

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教育部 生涯学習課

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5364
ファックス番号:0287-37-5479

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