遅沢ばやし

遅沢ばやしは、江戸時代末期にはすでに存在していたといわれる。その後、明治15年(1882)ごろ地元の東遅沢・関根在住の愛好者(5~6人)が五穀豊穣を祈る村祭りの演出のため遅沢囃子組を結成、同時期に隣村の東遅沢に移住してきた笛・太鼓の名手「ごんべい」の指導により、今日のお囃子の基礎が創られた。明治35年(1902)頃一時中断するが、大正5年(1916)頃、地元有志の尽力で復活、昭和46年(1971)7月7日に組織確立のため「遅沢ばやし保存会」を設立、現在に至っている。
後継者育成を兼ね、地元小学校で保存会の指導を受けた「遅沢ばやしを習う会」が、市主催のまつり、公民館まつり、小学校運動会など各種イベントに参加し披露している。
- <編成>
大銅(大太鼓1)、ツケ(締め小太鼓2)、横笛(7穴1)、鐘1、鼓(大1、小1) - <曲目>
江戸若新囃子、四丁目囃子、遅沢囃子、五段囃子(岡崎、粉箱、天狗、安全、神田丸)
名称
遅沢ばやし(おそざわばやし)
指定年月日
平成21年(2009)3月27日
指定別
市指定
区分
民俗文化財
種別
無形民俗文化財
所在地
東遅沢地区
所有者
遅沢ばやし保存会
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更新日:2021年11月30日