上塩原古代獅子舞

上塩原古代獅子舞
上塩原の文挟流(ふばさみりゅう)獅子舞は古代獅子舞と称され、中塩原の関白流獅子舞は平家獅子舞と称されている。
縁起は、平清盛が紀州熊野神社に参拝の折、一族の繁栄と天下泰平を祈願して奉納された舞が、平家の落人によって伝承されたという説と、寛保元年(1741)8月に日光市(旧今市)文挟(ふばさみ)の里より伝承されたという説とがある。記録として、先達者の裃入れ箱の中に、「文政8年(1825)・御祭礼上下入れ箱・酉八月・上塩原若者中」とあり、その他に若者中20人の氏名が記載されている。昭和30年代(1955~64)に一時中断、消滅が危惧されたが、町内会の有志たちにより保存団体が結成され、上塩原の神社仏閣の祭礼にて上演されている。
舞は、「笹扇(ささかかり)の舞」・「弓潜りの舞」・「平庭の舞」・「巻寄の舞」があるが、現在は「笹扇の舞」のみが行われている。
名称
上塩原古代獅子舞(かみしおばらこだいししまい)
指定年月日
平成9年(1997)3月31日
指定別
市指定
区分
民俗文化財
種別
無形民俗文化財
所在地
上塩原地区
所有者
上塩原古代獅子舞保存会
見学にあたって
毎年9月に上塩原箒根神社や塩原八幡宮に奉納されます。
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更新日:2021年11月30日