木綿畑新田の太々神楽

木綿畑新田の太々神楽
木綿畑新田の太々神楽は、大正4年(1915)に大正天皇の即位を記念して熊久保常吉の発起により、矢板市の木幡(きはた)神社に伝わる神楽の伝授により始められた。稲荷神社の春の例祭日である旧暦2月初午(はつうま)の日に奉納されていたが、現在は毎年4月の第1日曜日に奉納されている。
当初は、木幡神社から楽屋の笛・大太鼓・小太鼓に合わせる「12舞」を伝授した当時の青年達は40日の間、毎日冷水で身を清め練習に励んで習得した。現在の演目は「湯立の舞」を略して11舞となっている。当日は、午前中に各戸1人ずつ出役して丸太で舞台をかける。祭礼は、正午から行われ、神々に酒食を供える儀式「神饌物(しんせんぶつ)」から始まり、続いて太々神楽が奉納される。
舞の順序
- 国定め
- 猿田彦の舞
- 二神の舞
- 八幡舞
- 鬼女の舞
- 五行の舞
- 磐戸の舞
- 恵比寿舞
- 大黒舞
- 農業の舞
- 八俣の蛇
名称
木綿畑新田の太々神楽(きわたはたしんでんのだいだいかぐら)
指定年月日
昭和47年(1972)10月25日
指定別
市指定
区分
民俗文化財
種別
無形民俗文化財
所在地
木綿畑新田地区
所有者
木綿畑新田太々神楽保存会
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更新日:2021年11月30日