令和4年度万博国際交流プログラムモデル事業(オーストリアオンライン合唱交流会)
東京2020オリンピック・パラリンピック大会のホストタウンレガシー事業として、オーストリアとの学校間音楽交流を行う三島中学校の合唱部18人と、オーストリアの姉妹都市リンツ市のアダルベルト・シュティフター校48人が、2023年3月14日(火曜日)に「GUNEI三島ホール」でオンライン音楽交流会を行いました。
この事業は、2025年大阪・関西万博に向けた国の「万博国際交流プログラム」モデル事業として、全国では那須塩原市と兵庫県三木市の2市が選ばれ、交流事業を行うものです。
交流会では、ビデオ会議システムを使い両校が合唱や懇談を行い、オーストリア大使館のエリザベート・ベルタニョーリ大使やオーストリアの日本国大使館の水内龍太大使、リンツ市のクラウス・ルーガー市長等にもオンラインで参加を頂き、会場には内閣官房や国際博覧会協会の関係者にもお越しいただきました。
前半の合唱交流では、アダルベルト・シュティフター高校の生徒が、モーツァルトやブルックナーの曲を歌い、日本の「さくら」を日本語で歌いました。次に三島中学校が日本の四季の歌やReplay、オーストリアの代表曲「野ばら」をドイツ語で歌いました。最後に両校が一緒に日本の「浜辺の歌」を母国語で合唱し、会場からは歓声と大きな拍手が贈られました。
後半の懇談会では、両校の生徒が合唱の感想や音楽について英語で質問し、万博についての質問ではオーストリア万博事務局の方が回答するなど充実した交流となりました。
今回オーストリア側では、姉妹都市交流で活躍するニクラス・サルム氏が差し入れした代表的なお菓子「リンツアートルテ」を、日本側でも八芳園が特別に作った「リンツァートルテ」を両校の生徒が食べながら楽しく懇談をしました。
生徒は、互いの歌の美しさを称えあい、「今度は万博の会場で共に歌いたい」など今後の交流についての抱負を話していました。
また、会場ではアトラクションとして、三島中学校のブラスバンド部の演奏や、合唱部が全国大会に出場する曲を特別に披露してくれました。今後も、両校は音楽の交流を進めながら、互いの音楽について理解を深めていきます。



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更新日:2025年03月04日