令和6年度栃木県内高等学校 NasUSHIobara Cooking Contest 結果発表
令和6年11月30日(土曜日)に栃木県内の高等学校8校(11チーム)が参加した「栃木県内高等学校 NasUSHIobara Cooking Contest」を開催しました。
昨年は牛乳を使った料理のみのテーマでしたが、今年はそれに加え和牛を使ったお弁当部門を追加しました。
どのチームも工夫を凝らした料理を出品しており、審査員も判断に困っている様子でした。
素晴らしい料理が出そろいましたのでご紹介します。
みるひぃ賞(大田原高等学校)
料理名:MILKたっぷり担々うどん
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)

他のチームと比べ、早く調理が終わっていましたね。一番乗りだったと思います。
豚肉と牛乳の組み合わせは最強で、麺がうどんであったことも工夫の一つでした。
牛乳の苦手な人でも、これならいけるんじゃないかと思うおいしさでした。
ピリ辛も効いていて、とてもおいしかったです。
にっく賞(栃木女子高等学校)
料理名:和ギュッのおにぎり弁当
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)
お肉と一緒に炊きこんでいて、しょうゆ味が効いていて、おにぎりだけでも立派なお弁当になるなと思いました。
にんじんをピーラーで薄くしていて、食べやすいし味が染みていて、アイディアだなと思いました。
盛付もきれいにできていましたね。
部門別作品一覧
みるひぃ部門
優秀賞(黒磯南高等学校A)
秋の味覚を詰め込んだ栃木の牛乳たっぷり、とろーりミルクリゾット鮭のパイ包みのせ
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)
パイに包んで焼くことは、実はすごく難しいものですが、とてもよく焼けていたと思います。
リゾットの上にパイ包みを乗せて、盛り付けもすごくきれいでした。
リゾットと鮭を一緒に食べるととてもおいしくて、レストランの一品みたいだなと思いました。
優秀賞(矢板高等学校)
One cupから広がる乳(New)な世界の味
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)
まず、カップラーメンを使うところがとても意外でした。
食べてみたらすごくおいしくて、あさりのお出汁もすごく効いていて、汁を茶碗蒸し風のプリンにしたところがすごい工夫されているなと思いました。
プリンと麺を一緒に食べたらとてもおいしかったです。トマトも効いていましたね。
優良賞(栃木女子高等学校)
いちごミルクきんつば
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)
卵黄と練乳が入った白あんが濃厚で、また、くるみが入っていてとてもおいしかったです。
皮の方にもうちょっと赤みがあったらいちごっぽくなるかなと思いました。
優良賞(小山南高等学校)
もち麦プリン
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)
小山市近辺はもち麦の生産地であり、そのもち麦を入れて、牛乳とミキサーにかけて、もち麦だけのとろみでプリンにしたところがアイディアとして良かったなと思いました。
優良賞(黒磯南高等学校B)
ミルクたっぷり、シナモン香るパンプディングプレート~チョコムースとふわふわミルクアイスを添えて~
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)
パンにたっぷりの牛乳を染み込ませて焼いたパンプディングはとてもおいしかったです。
おやつでもランチでも朝食でもいいなと思いました。
また、ミルクソースやミルクアイスにも牛乳が使われていて、牛乳消費メニューとしてはとても良いと思いました。
にっく弁当部門
優秀賞(那須拓陽高等学校)
野菜たっぷり日韓風いなり弁当
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)
おいしかったです。
いなり寿司のお揚げをオープンにして具材を上に乗せるのはアイディアだなと思いました。
カボチャの茶巾絞りや、おくらも添えられていて彩りがとてもきれいでした。いなり寿司は茶色い系のお弁当になりがちですが、見た目がきれいということは栄養のバランスも良いということですね。
優秀賞(大田原高等学校)
お肉たっぷりミルフィーユ弁当
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)
野菜をオーブンで焼いていましたが、これはすごく良いアイディアだと思いました。野菜はゆでると水っぽくなってしまいお弁当に不向きなところがありますが、オーブンを使うことでさっぱりとしていて良かったです。
甘辛のタレも手作りでおいしかったです。マッシュポテトとごはん(1人前1合)のボリュームがすごかったですが、男子高校生はこれぐらいきっと食べちゃうんでしょうね(笑)
優良賞(馬頭高等学校)
鮎牛(あゆぎゅう)弁当
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)
ライスペーパーに卵をからませて焼き、薄焼き卵のようにしていましたが、これはSNSの情報を取り入れてやっていたということで、そういった姿勢は素晴らしいなと思いました。
そこに鮎の甘露煮を巻いていましたが、少し巻きが甘く、鮎が飛び出してしまうところがあったので、固く巻くか、野菜の千切りを一緒に入れるなどすると、なお良かったかなと思いました。
鮎魚醤のバーニャカウダもおいしかったです。農業と水産の融合、ミッションコンプリートですね(笑)
優良賞(栃木農業高等学校)
肉巻き弁当 野菜たちのお洋服!
~和牛とゆずに包まれて~
審査員講評(料理研究家 臼居 芳美先生)
1巻きに2種類の野菜を巻いていて、いろんな野菜を使っていましたね。野菜嫌いな人も、お肉に巻かれているので食べちゃうんじゃないかなと思いました。
また、ごはんにもち麦が加えてあるところが工夫だなと思いました。もち麦は繊維質が多いのでおいしく食物繊維が摂れて良いなと思いました。海苔とおかかのバランスも良かったです。
最優秀作品は商品化します!
みるひぃ賞(大田原高等学校)とにっく賞(栃木女子高等学校)の作品は、受賞したレシピを基に商品化を予定しています。現在、試作検討中のため詳細が決まり次第公表します。
- みるひぃ賞はアグリパル塩原で商品化予定!
- にっく賞はそすいの郷直売センターで商品化予定!
「那須塩原牛乳」のパッケージに掲載!
みるひぃ賞に選ばれた、栃木県立大田原高等学校のレシピは、今後、「那須塩原牛乳」(日光霧降大笹牧場株式会社)のパッケージに掲載される予定です。

<ご参考>コンテストの当日の様子
瀧口副市長とみるひぃが参加者を歓迎
少し緊張気味の高校生の皆さん
牛乳で乾杯!気合注入!
着替えて、調理スタート!
食べてくれる人の「おいしい!」を目指して
じっくり見る審査員たち
ほっと一息、休憩タイム
渡辺市長、審査中
審査結果発表
結果やいかに
みるひぃ賞に輝きガッツポーズの大田原高校
おめでとう!
にっく賞受賞!喜びに笑顔が咲く栃木女子高校
おめでとう!
審査員とみるひぃ賞・にっく賞の受賞チームの皆さん
みんなと会えて
みるひぃも
大喜び
牛乳と和牛をおいしく食べる工夫を考えてくれて、ありがとうございました
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更新日:2024年12月20日