加齢性難聴
加齢性難聴とは?
年齢を重ねることで徐々に進行する聴力低下のことです。
65歳を超えると、聞こえづらさを感じる人が急激に増え、75歳を超えると約半数の人が聞こえづらさを感じているとも言われています。
加齢性難聴の原因
耳には、音を感じる細胞があります。
年齢を重ねると、細胞が抜け落ちたり、数が減少することで、音が脳に伝わりにくくなることがあります。
加齢性難聴による日常生活への影響
・家族や友人とのコミュニケーションがうまくいかなくなる。
・人と話すことに自信が持てなくなる。
・社会的に孤立し、うつ状態になる可能性がある。
・認知機能に影響をもたらす可能性がある。
予防するために…
加齢に伴う難聴は、老化現象の一種なので、誰にでも起こり得ることです。
しかし、進行を遅らせる、加齢以外の原因を避けるという意味での予防は十分に可能です。
耳にやさしい生活を心がけましょう

- 大音量でテレビを見たり、音楽を聴いたりしない
- 騒音など、大きな音が常時出ている場所を避ける
- 騒音下で仕事をしている人は耳栓をする
- 静かな場所で耳を休ませる時間をつくる
老化を遅らせるための生活習慣の見直し

- 生活習慣病の管理
- 栄養バランスがとれた食事
- 適度な運動
- 規則正しい睡眠
- 禁煙
早期発見・早期治療

- 耳鼻科(耳鼻咽喉科)を受診して聞こえの検査
- 早期に補聴器で聞こえをサポート
ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)に気をつけて!!
若い人など、ヘッドホンやイヤホンを多く使う人は要注意!
ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)とは、ヘッドホンやイヤホンを使い、大きな音量で音楽などを聞き続けることにより、音を伝える役割をしている有毛細胞が徐々に壊れて起こる難聴です。
少しずつ進行していくために初期には自覚しにくいうえ、失った聴覚は戻りません!大きすぎる音量で聞かない、長時間連続して聞かずに定期的に耳を休ませるなどの予防が重要となります。
この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉部 高齢福祉課 地域支援係
〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2
電話番号:0287-62-7327
ファックス番号:0287-63-8911
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更新日:2025年03月10日