耳の聞こえに気をつけて!『ヒアリングフレイル』を予防しよう!
ヒアリングフレイルとは?
「ヒアリングフレイル」とは、聴き取る力(聴覚機能)の衰えのことです。
耳が聞こえにくくなると、周りの会話にうまく参加できなくなったり、コミュニケーションをとることが難しくなったりします。そうなると、人とのつながりが減るなどしてフレイルや認知症、うつなどの原因になることがあります。
65歳以上の約半数の方に耳の聞こえの問題があると言われています。気がかりがある場合は、耳鼻科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。ヒアリングフレイルのチェックもぜひしてみてください。
<こんなことはありませんか?>
- 話しかけても以前より反応しなくなった
- 会話がしにくくなった
- 好きだったテレビなどを急に見なくなった
- テレビなどの音量が大きい
- 部屋に引きこもることが多くなった
- 外出することがおっくうになった
- 以前よりも怒りっぽくなったなど
フレイルとは?
「フレイル」とは加齢に伴って心身の機能が衰えた状態のことで、「健康」と「要介護」の間の状態のことを言います。生活などを気をつけることで、「健康」な状態に戻すことが期待できます。
ヒアリングフレイルをチェックしよう!
「みんなの聴脳力®チェック」は、一般の方が聞こえについて確かめてみることのできるアプリです。ぜひチェックしてみてください。
下記のサイトからダウンロードできます。
「みんなの聴脳力®チェック」(外部のサイトにつながります。)
難聴を予防するために…
加齢に伴う難聴は、老化現象の一種なので、誰にでも起こり得ることです。
しかし、進行を遅らせる、加齢以外の原因を避けるという意味での予防は十分に可能です。
詳しくは下記のホームページをご覧ください。
耳にやさしい生活を心がけましょう
- 大音量でテレビを見たり、音楽を聴いたりしない
- 騒音など、大きな音が常時出ている場所を避ける
- 騒音下で仕事をしている人は耳栓をする
- 静かな場所で耳を休ませる時間をつくる
老化を遅らせるための生活習慣の見直し
- 生活習慣病の管理
- 栄養バランスがとれた食事
- 適度な運動
- 規則正しい睡眠
- 禁煙
早期発見・早期治療
- 耳鼻科(耳鼻咽喉科)を受診して聞こえの検査
- 早期に補聴器で聞こえをサポート
ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)に気をつけて!!
若い人など、ヘッドホンやイヤホンを多く使う人は要注意!
ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)とは、ヘッドホンやイヤホンを使い、大きな音量で音楽などを聞き続けることにより、音を伝える役割をしている有毛細胞が徐々に壊れて起こる難聴です。
少しずつ進行していくために初期には自覚しにくいうえ、失った聴覚は戻りません!大きすぎる音量で聞かない、長時間連続して聞かずに定期的に耳を休ませるなどの予防が重要となります。
この記事に関するお問い合わせ先
保健福祉部 高齢福祉課 地域支援係
〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2
電話番号:0287-62-7327
ファックス番号:0287-63-8911
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更新日:2023年10月13日