平成23年度第5回放射能対策本部会議要録
平成23年12月21日(水曜日)
午後2時20分~3時20分
本庁303会議室
協議事項
(1)平成24年度放射能対策関連予算について
説明:企画情報課長
平成24年度放射能対策関連予算について説明した。
意見等
- グリストラップ汚泥等放射能検査について、学校以外でグリストラップを導入している施設(保育園、道の駅等)も追加する。
- ガラスバッジによる積算被ばく線量調査について、保護者の不安を解消するために、対象を小学校4年生~中学校3年生の全児童生徒から、小学校1年生~中学校3年生の全児童生徒に変更する。
- 放射能に関する疑問点が、各課等で生じた場合は、放射能対策アドバイザーを活用し解決する。
結果
意見等を踏まえて決定
(2)除染ロードマップについて
説明:企画情報課長
除染ロードマップについて説明した。
意見等
- 意見等なし
結果
原案のとおり決定
(3)測定器の貸出しについて
説明:企画情報課長
測定器の貸出しについて説明した。
意見等
- 意見等なし
結果
原案のとおり決定。
報告事項
(1)講演会等の開催結果について
説明:企画情報課長
講演会等の開催結果について報告した。
意見等
- 意見等なし
結果
原案のとおり了承。
(2)放射能対策事業進捗状況及びプロジェクトチーム活動状況について
説明:企画情報課長
放射能対策事業進捗状況及びプロジェクトチーム活動状況について説明した。
意見等
- 意見等なし
結果
原案のとおり了承。
(3)高圧洗浄機の機種選定について
説明:企画情報課長
12月14日の放射能対策本部幹事会で、ケルヒャージャパンの高圧洗浄機を選定したことについて報告した。
意見等
- 意見等なし
結果
原案のとおり了承。
(4)野外焼却の対応について
説明:企画情報課長
野外焼却の対応について報告した。
意見等
- どんど焼き及び畦畔焼きの自粛要請を行うにあたり、どんど焼きの場所として市の公共施設(学校、公民館、体育施設のグラウンド等)は、貸し出ししないこととする。
- どんど焼きの自粛要請を行っても、どんど焼きを実施する地域は、灰が飛ばないようにするなど個別指導すると共に、クリーンセンターでどんど焼きの灰を受け入れることとする。
結果
意見等を踏まえ了承。
その他(情報交換)
1.教育部
1月から35校で積算線量を測定する。それに伴い、今まで週2回実施してきた空間線量の測定を、週1回とする。
質疑
質疑なし
結果
報告了承
2.生活環境部
市内の震災瓦礫のクリーンセンターでの無料受入について、震災から1年が経過すること及び近隣市町ではすでに受入が終了していることから、3月で終了とする。12月までは週1回の受入、1~3月は月1回の受け入れを行う。
質疑
質疑なし
結果
報告了承
3.産業観光部
- 自然獣の猟期に入り、本市では10月に鹿・熊の放射性物質のサンプリング調査を行い基準値を下回ったが、矢板市・那須町では基準値を上回った。国からは、放射性物質の検査を行っていない自然獣の肉については、食べたり人にあげたりしないよう通知が出ている。本市では再度サンプリング調査を実施予定である。
- 本市では、有害鳥獣の駆除を猟友会に委託して行っている。県から猟友会に、放射性物質の検査を行っていない有害鳥獣の肉については、食べないようにという通知が出ている。「2月以降、本市で食品の放射性物質測定器を導入した際には、有害鳥獣の測定を優先して欲しい。」、「測定して基準値を上回った場合には、その有害鳥獣を処分して欲しい。」という話が出ている。それらの対応策について、関係団体と足並みをそろえながら検討していく必要がある。
質疑
質疑なし
結果
報告了承
4.上下水道部
- 汚泥の放射性物質測定結果
1キログラムあたり18,120ベクレル(5月10日)から1キログラムあたり870ベクレル(11月末) - 溶融スラグの放射性物質測定結果
1キログラムあたり30,000ベクレルから1キログラムあたり5,200ベクレル - 汚泥については県資源化工場で処理し、県央浄化センター、宇田川の水処理センターで保管している。黒磯水処理センターでも、保管するためのテントの工事が来年から始まる。
質疑
質疑なし
結果
報告了承
5.塩原支所
関谷小学校のPTAから自治会長を通して、市に除染の要望があった。除染ロードマップが完成し始めたり、国の除染基準が示され始めたりしている。今後の除染対策はどのようになってくるのか?
質疑
上記のような要望があった場合は、企画情報課への報告をお願いしたい。
結果
報告了承
6.増田副市長
10月の臨時議会では、放射能対策事業を迅速に進めることで、議決をいただいた。企画情報課の空間放射線量周知看板設置事業について進捗が遅いと思う。「空間放射線量が高いので、看板を設置することができない。」という憶測まで耳にするようになった。明確な理由がない場合は、事業を迅速に進めていただきたい。
質疑
質疑なし
結果
報告了承
7.環境対策課
7月に発注した、詳細な空間放射線量が測定できるサーベイメーターが納入された。今後、除染申請等で活用していくことになる。
質疑
- 簡易測定器との比較は行ったか?
(回答)簡易測定器の方が毎時0.02マイクロシーベルト高かった。 - 補正は実施済みか?
(回答)実施済みである。
結果
報告了承
関連ファイル
資料2 平成24年度放射能対策関連予算について (PDFファイル: 737.6KB)
資料3 除染ロードマップについて (PDFファイル: 234.3KB)
資料4 測定器の貸出しについて (PDFファイル: 90.7KB)
資料5 講演会等の開催結果について (PDFファイル: 394.5KB)
資料6 放射能対策事業進捗状況及びプロジェクトチーム活動状況について (PDFファイル: 756.4KB)
この記事に関するお問い合わせ先
総務部 危機管理課
〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2
電話番号:0287-62-7150
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更新日:2021年11月30日