乾燥機の事故に注意

更新日:2024年04月25日

事例1

電気衣類乾燥機付近から出火し、ドラム内の洗濯物が焼損した。

原因

油分が付着した洗濯物を乾燥したため、残留していた油分が酸化熱により自然発火したものと考えられます。

事例2

布団乾燥機を使用後、当該製品のプラグ部及び周辺を焼損する火災が発生した。

原因

製品の電源コードに繰り返し過度な外力が加わったことにより、電源プラグ内部の芯線が半断線したため、接触不良によるスパークが発生し、出火したものと考えられます。

事例3

 ガス衣類乾燥機を使用中、当該製品を焼損する火災が発生した。

原因

取扱説明書に記載された清掃方法の内容が不十分であったため、内部に使用者が掃除しきれなかったほこり等が堆積し、そのほこりにヒーター用バーナーの火が着火し、周辺の可燃物を焼損したものと考えられます。

乾燥機の気を付けるポイント

(1)乾燥機共通の注意点

  1. 油類(アロマオイル・食用油など)が付着したタオルや衣類は洗濯した後でも乾燥機で乾燥させないでください。または、乾燥機にかける場合はオイルを完全に除去してください。酸化熱で自然発火するおそれがあります。
  2. 電源プラグのほこりは定期的に取ってください。ほこりがたまると、湿気等でトラッキングが生じ、発火の原因になることがあります。
  3. エラー表示が出た際には、使用を中止し、取扱説明書に従い、対応してください。

(2)ガス衣類乾燥機の注意点

  1. ガス漏れを防ぐためガス管の接続は取扱説明書に従って正しく接続するか、業者に依頼してください。
  2. ガス漏れに気がついたときには、ただちに窓や扉を大きく開けて換気をするとともに ガス栓を閉じてから、ガス事業者(供給業者)にガス漏れの状況を連絡し、点検を受けるまでは、ガスを使用しないでください。なお、ガス漏れ時には、火をつける操作のほか、電源プラグを抜き差ししたり、電気機器のスイッチ操作をしたりすると、漏れたガスに引火して、火災の原因となることがあります。
  3. 故障などにより点火できない場合は、連続して点火操作をしないでください。滞留したガスに引火し、火災の原因となることがあります。

(3)布団乾燥機の注意点

  1. 電源プラグを抜く時は、プラグ部を持って行い、コードを引っ張らないでください。コード内の芯線が断線してショート・発火することがあります。

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