非純正バッテリーによる事故

更新日:2022年07月21日

非純正バッテリーによる事故が多く発生しています。直近の3年間は特に事故が多く、毎年家屋の全焼事故が発生しています。 最近では充電後に置いていただけで発火に至った事故も報告されています。 非純正バッテリーは純正バッテリーよりも多くのリスクがあるため注意してください。

事例1

電気掃除機のバッテリーパックを充電中、出火し、周辺を焼損した。

原因

電気掃除機に取り付けられていた非純正品のバッテリー内部で短絡が生じて異常発熱し、焼損したものと考えられます。

事例2

ネット通販で購入した電動工具用バッテリーパックを充電器で充電していたところ、異音がして出火し、周辺を焼損した。

原因

非純正品のバッテリーパックに、充電中の電池のバランスを検知する回路がない構造であったため、電池が充電されすぎてしまい、異常発熱し、焼損したものと考えられます。

非純正バッテリーの注意点

インターネットで購入する際、以下のような掲載で販売されているものには注意してください

  • 説明文などで日本語表記がおかしいもの。
  • 他の製品と比較して極端に安価なもの。
  • 評価レビューなどにおいて、おかしな日本語表記で高評価のみ付けられているもの(やらせレビューの可能性があります)。
  • 海外から発送されるもの(安全基準の順守など電気用品安全法の義務が履行されない)。
  • ‟PSEマーク取得”と書かれてあるもの(PSEマークは取得するものではなく、義務を果たした証として事業者が自ら表示するものです)。

インターネットでの購入に関するトラブルや注意点について、製品事故以外に関しても消費者庁が注意喚起を行っております。

バッテリーを取り付ける機器本体のメーカーのホームページに非純正品に関する注意喚起が掲載されていないか確認してください

 事故が発生した非純正バッテリーの使用について、機器本体のメーカーが注意喚起を行っている場合があります。機器本体のメーカーのホームページを確認するなどして、事故が発生している製品でないことを確認してください。

粗悪品を購入してしまった場合、消費生活センター又は各モールのサポートに相談してください

購入後に注意喚起などに気づかれた場合は使用を中止し、各地域にある消費生活センターへご相談ください。インターネットモールによってはサポートセンターなどを設けており、返品や事業者への連絡を行っているところもあります。製品事故などのトラブルに遭われた場合は消費者ホットライン「188」まで連絡してください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 交通防犯課 くらし安全安心係

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7126
ファックス番号:0287-62-7500​​​​​​​

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