家庭の食品ロスを減らしましょう!

更新日:2024年04月03日

食品ロスとは?

食品ロスとは、「まだ食べられるのに廃棄される食品」であり、具体的には以下の3種類に分類されます。

  • 直接廃棄:食品が一度も食べられないまま捨てられる。
  • 食べ残し:十分食べられるのに、残り物が捨てられる。
  • 過剰除去:食べられる部分も含め必要以上に取り除く。
緑色や茶色のゴミ袋を集めた写真。那須塩原市の調査で確認した食品ロス。
茶色い食品を青い手袋をして両手で持っている写真。那須塩原市の調査で確認した食品ロス。

那須塩原市内の家庭から排出される食品ロスの量

那須塩原市の家庭から排出される食品ロスの量を、市が実施したごみの成分調査などから独自に推計しました(平成30年度から令和4年度までの平均値)。

  • 生ごみ推計量:約11,258トン(那須塩原市内の家庭から排出される可燃ごみ全体の約51.82%)
  • 食品ロス推計量:約4,885トン(那須塩原市内の家庭から排出される可燃ごみ全体の約22.55%)

食品ロス削減の方法

食品ロスを減らすための大原則は「美味しく食べ切る」こと。そのための方法は、ほとんどが今日から気軽に始められるものばかりです。

買い物をするときの工夫

  • 献立を考えてから買い物をする。
  • 冷蔵庫の中のものが活用できないか事前に確認をする。
  • まとめ買いをしない(食べきれる分だけ、少量ずつ買う)。
  • ばら売り、量り売り等を活用する。
  • すぐに食べるものは、消費期限、賞味期限が近いものから購入する(陳列棚の手前から購入する)。
  • 地元産の旬の食材を購入する。

食材を管理するときの工夫

  • 消費期限、賞味期限が近い食材から使用する。
  • どうしても食べきれない場合は、フードバンク等の活用を検討する。

調理するときの工夫

  • 食べられる分だけ調理する(作りすぎない)。
  • 食べ残しが少なくなるよう(きれいに食べられるよう)、調理方法を工夫する。
  • 残り物や苦手なものでも、おいしく食べられるようレシピを工夫する。
  • 野菜の葉や皮、魚のあら等、日頃捨ててしまう部分も活用できるようレシピを工夫する。
  • 皮むきを薄くする、除去部分を少なくする。

食べるときの工夫

  • おいしく、残さずに食べる。
  • 骨や皮など、残す部分が少なくなるようきれいに食べる。
  • 日持ちするよう、小皿に取り分けて食べる。

生ごみを捨てるときの工夫

どうしても生ごみとして出てしまうものは、以下の方法で減量化が図れます。

  • 水切りをしっかりとする。
  • 堆肥化をする(コンポスト等の活用)。
  • 乾燥させる(機械式生ごみ処理機等の活用)。

市では、機械式生ごみ処理機の貸出事業、コンポスト及び機械式生ごみ処理機の購入補助等も行っていますので、合わせてご活用ください。

機械式生ごみ処理機の貸出事業

コンポスト及び機械式生ごみ処理機の購入補助

「賞味期限」と「消費期限」

食品ロスの削減を考える上で、「賞味期限」と「消費期限」の違いを正しく認識することはとても重要です。

  • 賞味期限:食品を正しく保管していれば、美味しく食べられる期限
  • 消費期限:期限を過ぎたら食べない方が良い期限

「賞味期限」の判断基準

  • 食品の例:スナック菓子、即席めん類、缶詰類、乳製品など品質の劣化が比較的穏やかなもの
  • 期限が切れた後の飲食の可否:五感を使って個別に判断(無理な飲食は行わないこと

「消費期限」の判断基準

  • 食品の例:弁当、そうざい、生鮮食品など品質(状態)が急激に劣化しやすいもの
  • 期限が切れた後の飲食の可否:食べられないと考えた方が良い

食品ロスは世界的、全国的な問題です

限られた食料資源を有効活用し、無駄をなくすためにも、市民一人ひとりのご理解とご協力が必要です。以下、県、国のホームページ等も参考に、ぜひ身近なところから食品ロスの問題に取り組んでみましょう。

栃木県の食品ロス削減等に関する情報

国の食品ロス削減等に関する情報

この記事に関するお問い合わせ先

環境戦略部 サーキュラーエコノミー課 資源循環係

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7030
ファックス番号:0287-62-7202

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