槻沢遺跡出土の縄文土器

槻沢遺跡出土の縄文土器(つきのきざわいせきしゅつどのじょうもんどき)
昭和52年(1977)、槻沢遺跡から出土した縄文時代中期(約4,500年前)の縄文式土器で、東北南部の影響を受けた貴重なもので、用途は煮炊き用の深鉢型土器である。
土器のあらましは、次の通りである。
- 個数 1個
- 大きさ 高さ44.2センチメートル 口径28.2センチメートル
- 形式 大木8a式(東北南部系)
- 用途 煮炊き用の深鉢形土器
17号住居跡の炉の下にあり、17H炉下ピットと呼ばれる袋状土壙(どこう)(食糧貯蔵用の穴)から出土した、19個のうちの1つである。土器は、上部に連続する楕円(だえん)の文様と4つのS字文がつけられ、それにともないヘラで竹のように節のある線を描いている。胴部はややふくらみがあり、粒状の縄文を下地にし、ワラビ状の文様がある。
名称
槻沢遺跡出土の縄文土器(つきのきざわいせきしゅつどのじょうもんどき)
指定年月日
昭和59年(1984)4月1日
員数
1点
指定別
市指定
区分
有形文化財
種別
考古資料
所在地
那須野が原博物館(那須塩原市三島5-1)
所有者
那須塩原市
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更新日:2021年11月30日