上塩原の箒根神社(本殿)
創立は文明5年(1473)、社掌君島宇京が当村の鎮守神として奉斎したことに始まる。君島信濃守(しなののかみ)はこの地を治め、嶽山(たけさん)箒根神社の霊神(豊城入彦命)の分神をここに遷宮し、地域の農山振興に尽力したといわれる。現在の建物は、享保19年(1734)上塩原村の惣旦那衆の寄進により再建されたものである。
江戸時代に入り、上塩原村は会津脇街道の往来と共に発展し、物資輸送のため小滝宿が設立され、上塩原箒根神社も尾頭峠越えの安全の祈願所として崇(あが)められた。
名称
上塩原の箒根神社(本殿)(かみしおばらのほうきねじんじゃ(ほんでん))
指定年月日
平成5年(1993)3月31日
員数
1棟
指定別
市指定
区分
有形文化財
種別
建造物
所在地
那須塩原市上塩原8
所有者
上塩原箒根神社
地図
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更新日:2021年11月30日