穴沢の獅子舞衣装・用具一式
穴沢の獅子舞は、関白流の流れをくみ、江戸時代末期に百村(もむら)の獅子舞(現在廃絶)より派生したものといわれる。百村本田が長い間主導権を握っていたことから不和を生じ、安政2年(1855)に穴沢地区が新たに獅子組を組織し、穴沢子安地蔵尊に安産子育て祈願の獅子舞を奉納したことに始まる。穴沢の獅子舞は、昭和48年12月1日付で旧黒磯市指定無形民俗文化財に指定され、那須塩原市に引き継がれたが、後継者不足により保存会が消滅し、平成26年(2015)12月26日に指定解除となった。
この獅子舞用具一式は、獅子頭をはじめとし、笛・太鼓などの囃子方用具、衣装、その他獅子舞奉納に係る全ての用具が揃っており、穴沢の獅子舞の形態の一端をうかがうことができる貴重な民俗資料である。

名称
穴沢の獅子舞衣装・用具一式(あなざわのししまいいしょう・ようぐいっしき)
指定年月日
平成29年(2017)3月30日
員数
23点
指定別
市指定
区分
民俗文化財
種別
有形民俗文化財
所在地
那須塩原市百村959
所有者
穴沢自治会
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〒329-2792
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更新日:2021年11月30日